交通事故を防ぐために
Point
常に事故防止を意識
通勤・通学で自転車や原付・バイクを利用する皆様、コロナ禍で需要が高まっているデリバリー配達員の皆様…
乗車中、交通事故や通行人に危険を及ぼしたりすることがないよう、事故防止に努めてまいりましょう。
初めて配達業務を行う方は、特に注意しましょう。
共通の事故防止ポイント
(自転車・原付・配達)
- 信号遵守と交差点での一時停止・安全確認
- しながら運転禁止(スマホ・イヤホン・片手ドリンク摂取)
- 左側通行
- ヘルメットをかぶり、あご紐を締める
- 運行前と定期的な点検・整備
- 夜間はライト点灯
自転車
自転車点検の合言葉「ぶたはしゃべる」で、出かける前にセルフチェック!
「ぶ」:ブレーキ
ブレーキはちゃんと利きますか?
「た」:タイヤ
空気はちゃんと入っていますか?
タイヤのゴムは擦り減っていませんか?
「は」:反射材
しっかり光を反射していますか?
ライトは、明るく点灯しますか?
「しゃ」:車体
車体やハンドルはガタガタいていませんか?
「べる」:ベル
ベルはしっかり鳴りますか?
自転車の注意点
車道運転が原則!歩道で乗車は例外です。歩道では必ず降りましょう。
歩道は歩行者優先です。車道寄りを徐行しましょう。
原付(第一種原動機付自転車)
原付特有のルールを事前にチェック!
二段階右折
時速30kmの運転
第一通行帯の走行
対向車線の右折車に注意
追い越し・すり抜けはしない
デリバリー配達
配達中の交通事故を防ぐために
新型コロナウィルス感染防止のため、飲食店等のデリバリーサービスの需要が高まっています。
また、全国的に自転車利用者が加害者となる高額賠償事例が発生していることなど、最近の自転車の取り巻く状況の変化に対応するため、令和2年10月1日に自転車保険(自転車損害賠償保険等)への加入が義務化されました。
そんな中、ニュースでも目にするデリバリーサービス中の交通事故…
皆さんはヒヤッとしたこと、ありませんか?
デリバリーサービス中の交通事故分析
29歳以下の若者の被災が多く、60%を占めています。
2019年の飲食店において、発生した4日以上の労働災害のうち、デリバリーサービス中の交通事故と思われる114件を分析したものです。
労働災害では原動機付自転車によるものが多数を占めています。
デリバリーサービス中に交通事故を起こさないよう、事前準備が大切です。
特に、雨が降っている中での配達は、視界不良や滑りやすい道路に十分注意を払いながらの運転が重要です。
事故事例
交差点での出会い頭(一時不停止が多い)
道路でのスリップ(特に夜間や雨天時)
急ブレーキによる転倒
スマホのながら運転による操作不適
交差点直進中に対向の右折車と衝突
事故に備えて
損害賠償保険等に加入
令和2年10月1日に、自転車利用者等の自転車保険(自転車損害賠償保険等)への加入が義務化されました。
なお、個人事業主等で働く、配達員につきましては労災保険に基づく給付が原則としてありませんので、ご留意ください。